【消化器内科の主な対象疾患】

急性胃炎

過度の飲酒や薬の副作用で起こることが多く、ストレスによって生じるケースもあります。 強い痛みを起こすこともありますが早期に適切な検査と治療を行うことで比較的に短期間に症状が解消します。

慢性胃炎

慢性胃炎とは長期間にわたり胃炎が続いている状態のことです。慢性胃炎にはヘリコバクター・ピロリ菌の感染がかかわっていると考えられています。ピロリ菌が胃の中に棲みついてしまうことで少しずつ胃粘膜を痛めつけて、何十年にもわたって徐々に炎症が広がっていくことで起こります。
自覚症状がなく、健康診断などで行う検査で指摘されることも多いです。

逆流性食道炎

胃液などが胃から食道に逆流して食道粘膜に炎症を起こしている状態です。食道に炎症が生じると、胸やけ、呑酸（酸っぱいものが上がってくる）、食後の胸痛などの症状が現れます。生活習慣によって再発しやすく、食道粘膜の炎症が長期続くと食道がんリスクが上昇してしまうため、早期に胃カメラ検査を受けて適切な治療を受けることが重要です。

【当クリニックでの主な検査】

・血液検査　・レントゲン　・超音波検査（エコー） ・胃内視鏡検査（胃カメラ）

【胃内視鏡検査（胃カメラ）】

1. おすすめしたい方

• 胃バリウム検査で異常を指摘された
• 胃痛、胸やけ、つかえ感などの症状がある
• ピロリ菌除菌後、最終検査から時間が経っている
• ピロリ菌の有無を確認したい
• ピロリ菌を除菌したい
• 血縁者に胃がんあり（家族歴）など

2. 費用

・症状がある方や健康診断の二次検査で胃内視鏡検査（胃カメラ）実施した場合は、保険診療扱いとなります。
（自覚症状なし・健康診断目的の検査費用は別になりますのでご注意ください。）

※診察料は含まれておりません。
※検査後、薬の処方がある場合は、別途費用がかかります。